BANANA JUICE
星2つ半が平均
平日のみ営業、売切れまで僅か3時間。幻のバナナジュース
2014年オープン、東銀座駅から3分程。歌舞伎座の裏通りという目立たない立地にありながら専門店一番人気と言われるBANANA JUICE。
昨今はバナナジュースブームで専門店ニューオープン情報もちらほら。
そんなバナナジュース専門店の共通点は、バナナと牛乳のみ(もしくは豆乳)で加糖はしていない点と冷凍バナナなので氷で希釈していない点。
こちらももちろん加糖は一切なし。
一般的に知られたバナナジュースとは一線を画すお味で「本当のバナナジュース」が楽しめると連日行列が絶えません。
都内では有名店はあるものの、最も入手困難と言われる所以は
1.営業日は平日のみ、営業時間は12時~売切れまで(大体15時クローズ)
2.スタッフはオーナーのみなので体調不良によりお休みの日も有
3.行列していない時はまずない人気店、オーダー後ミキシングするので並ぶ時間は長め
4.そもそもバナナが完熟しないとオープンしない(この確率が一番高いです)
これにより幻のバナナジュースと呼ばれるようになりました。
電話番号はあるのですが営業中は対応する時間はなく、クローズすればもちろん繋がらないのでお店の開店日を知るにはツイッターが頼り。
行列の有無やクローズ時間は行ってみないと分かりませんので14時位までの入店が安心です。
何度かお店の前を通ったことがあり、一度は長蛇の列で別日は15時過ぎに通った所クローズ。
この日は平日の12時過ぎに到着で10人程の行列。
お客様は近隣オフィス多めで驚いたのは男性率が高かったこと。
年齢層は30代位が中心でした。
受け取るまでは15分位でしょうか、まさかバナナジュースの為に並ぶ日がくるとは思いもしませんでした。
オーナーは大和田理恵氏。
お1人でこのお店で切り盛りされていて二台のミキサーで大忙しですが接客の感じは良くちょっとした会話にも快く応じて下さいました。
お店の外観はバナナから想像する南国風。
小さな店内は白く塗られた木目調でバナナグッズが随所に置かれ、カルトンもバナナフォルム。
カウンター越しにオーダーをして出来上がりを待ちます。
以前は奥がカフェスペースとなっていたようですが、現在はテイクアウトのみとなります。
メニューは店名通りバナナジュースしかありません。
バナナジュース、きなこバナナジュース、黒ごまバナナジュース、ココナッツミルクバナナジュース、アーモンドミルクバナナジュース等13種類の定番と季節のバナナジュース。
牛乳は豆乳に変えることができ、きなこやチョコクッキー、キャラメルソース等のトッピングも有で価格は230~330円程。
使用するバナナは築地市場推奨エクアドルバナナ、ですがその時により変わることもあるそう。
量はたっぷりで1杯で十分楽しめます。
オーナーにお聞きするとおすすめはスタンダードなバナナジュース、人気はきなこバナナジュースと黒ごまバナナジュース。
オーダーはスタンダードなバナナジュースと黒ごまバナナジュースにしました。
バナナジュース
最初の印象はあまり強くありませんが後からじんわりとバナナの甘さが効いてきます
濃厚系路線の専門店もありますが、それと比べると当店はすっきり系
独特のねっとりした感触もやや少なく、さらりとした飲み口
バナナの甘さと牛乳のコクが合わさったピュアなお味
加糖や香料が入ったバナナジュースと違いバナナ本来の綺麗で繊細な香りが漂います
冷凍バナナを使用しているのでキリッと冷たく粘度が然程ない分、喉越し良好
甘さは強くないので癖はなく量があってもいただけます
黒ごまバナナジュース
想像以上に黒ごま率が高く、上にも黒ごまがかけられています
芳ばしいごまの香りに包まれ、バナナはサポート役
驚くのは糖度
黒ごまと合わさることにより、スタンダードなバナナジュースより甘みがあります
シュガーレスとは思えないお味でよりジュースの糖度に近いのはこちら
ですが、バナナの繊細な香りは負けてしまっているので本来のお味を楽しむにはバナナジュースが向いていそうです
バナナジュースというと懐かしいイメージですが、専門店ともなると産地だけでなく熟し方でもお味が変わってきます。
随一の人気店はフレーバーも多く、トッピングもできる好みのテイストを見つける楽しさがありました。
DETAIL DATA
アクセス、営業時間など
- 【店舗名】
- バナナ ジュース
- 【住所】
- 東京都中央区銀座3-14-19
- 【営業時間】
- 12:00~:
- 【定休日】
- 土 日 祝 不定休
- 【備考】
- 売切れ次第終了