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MASA’S KITCHEN 47

MASA’S KITCHEN 47

星2つ半が平均

強い個々がぶつかった衝撃で生まれるような美味しさをもつ独創的な中華料理

2008年オープン、恵比寿駅東口から徒歩5分程度大通りから1本入った飲食店が点在するところにあるMASA’S KITCHEN47。
代表は鯰江真仁氏、岐阜、名古屋で研鑽を積み、東京文琳で料理長を務め2008独立。
MASAは鯰江さんのお名前を、47は中国を意味する「支那(しな)」を示します。

ミシュラン常連店であり、中華伝統技法を駆使しながらも斬新な世界を作り出す有名かつ人気店です。

人気メニューは様々あり汁なし担々麺、冷やし担々麺、黒酢酢豚、小籠包、フカヒレステーキXO醤ソース等。

虎峰の山本さんはこちらの出身です。

平日のオープン15分後位に到着、既に満席でお並びができていました。
休日だとかなり混むと思いますので、予約は2名様からですがしておいた方が良さそう。

店内はウッド×ステンレスのスタイリッシュ空間、オープンキッチンで活気に満ちています。
一人なのでカウンターに案内していただきました、接客は明るくフレンドリーかつ丁寧です。

ランチコースは2名様からかと思っていましたが、1名でもオーダーできるということなのでランチコースをお願いしました。
ちなみにコースはメニューの順番通りには出てきません。

お味は個々がはっきりしており、ぶつかり合ってその衝撃からくる美味しさがあります。
お味のシフトもはっきりしていますがバランスは良く、熱いものは熱く、中華らしいテイストに独自の強さを吹き込みます。
辛みは嫌味ではなく、花椒のピリピリ感、唐辛子の刺激、モダンな辛さ。
鯰江さん独特の世界があり癖になる様なお味を持っていて、その独特さから人によって好みのお皿が違いそう。
外国の方も好まれるお味、現に外国のお客様の率も高かったです。

カウンターの中心には鯰江さん、シェフはけっこういらっしゃりぶつかるんじゃないかと思うくらい激しく動き回り料理を素早く仕上げていきます。
とても忙しいですがピリピリしておらず、冗談を言いながらやっているので仲は良さそうでした。

前菜4種盛り合わせ

右上からくらげと生姜の炒め物、豆乳とホワイトアスパラ、よだれ鶏、セロリと干しエビの和え物となります。

くらげと生姜の炒め物
炒め物ということもあって、前菜の中では一番オイリー。
甘さの後に辛さ、生姜でさっぱりさせているのでオイリーさからくる重さを軽減しています。

豆乳とホワイトアスパラ
すぐにホワイトアスパラだと分かる位香りがしっかり、そこに豆乳でコクが出し優しいお味に仕上げています。
滑らかで口溶けもいいですが、少しだけアスパラの繊維を残しているのも面白いです。

よだれ鶏
パクチーに松の実、胡麻が振りかけられています。
鶏は柔かでしっとり、たれは酸味、甘さ、辛さもどれも強くそれがぶつかりますが絶妙なバランスを保っています。

セロリと干しエビの和え物
セロリはシャキシャキした歯応えを残していますが、お味は中まで染みているのでセロリ特有のお味が苦手な方でも食べられそう。
干しエビは少ないですが、一緒にいただくとこの量でも十分な複雑さを出しています。

揚げ物 海鮮のカダイフ揚げ

中は帆立、海老、蟹。岩塩でいただきます。
カダイフは繊細なパリパリ感で中はジューシーというよりかは身がぎっしり詰まっているタイプ。
海鮮の甘さが楽しめ、中はけっこう熱々です。

野菜の湯引き レタスオイスターソースかけ

量は多め、シャキシャキしたレタス、オイスターソースは甘さもありますが塩分の濃さもあります。

フカヒレスープ

赤酢が別添えでついてきます。
いただくと赤酢がいらないかなと思う程お味はしっかり、強さと旨みがあります。
とろみは他で頂いたスープよりも強め、そして熱め。
フカヒレは口の中で解れて蕩けてなくなる程とろとろしていてしています。
赤酢の香りも強く、元々のお味の旨みも強いのでそんなに入れなくても十分でした。

小籠包

皮はとても薄いですが弾力があり破けません。
スープはしっかり入っていて、肉の旨みがしっかりでていてなかなか美味しいです。

蒸し物

鶏肉の挽肉の上に海老。
胡麻油香り、エビの生感、ねぎとパクチーがアクセント。

主菜 黒酢酢豚 蒸しパン

上に乗っている玉葱くらいで、後は豚肉とダイナミックさ。
酸っぱさも強いですが甘さも強い、どちらも一歩も引かずせめぎ合いますが崩れることはありません。
お肉ももちろんパサつきもなくたれをたっぷりつけていただくと美味しいです。
中々アグレッシブでしたが、嵌りそうなお味。

蒸しパンはしっとりふっくら。
ソースを付けると良い言い方が見つからないのですが、中華まんみたいな方向性に。
こちらもとても美味しいです。

汁無し担々麺

こちらのシグネチャーメニューの一つ。
挽肉とねぎとパクチー、胡麻を振りかけ松の実を散らした担々麺。
いただくと香り高さ、酸味そして後からくる辛味が特徴。
胡麻は振り掛けられていますが、一般的な胡麻香るねっとりした担々麺ではありません。
そう言った意味ではあっさりした感じです。
酸味から辛味へのシフトはくっきり、独創的な担々麺。

3種類盛り合わせ

デザートは9種類から選べます。
その中で3種類盛り合わせがありましたのでそちらを選択。

仙草ゼリー
亀ゼリーにも含まれている仙草。
ですのでカラーは亀ゼリーそのもの、黒糖をかけていただきます。
亀ゼリーより仙草の配合量が多いため苦味が強いです。
漢方より薬草的なお味、後まで苦味があります。

オーギョーチ ライムシャーベット
ライムシャーベトは甘さもありますが爽快感もたっぷり。
オーギョーチの喉越しの良さと一緒にいただいて後味すっきり。

マンゴープリン
こちらのマンゴープリンはカットされたマンゴーがそのまま入っていました。
プリン自体は滑らかというよりもほろっとした感じ、個性的なマンゴープリン。

 

個性的なお皿が多く強く攻めてくる感じ、お皿によって深く嵌りそうな魅力ももっているお店です。

DETAIL DATA

ico

アクセス、営業時間など

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