驚くほどのボリューム、初めて完食できないフレンチとなりました

お肉料理はここが一番、と言われる程人気の高いフレンチレストランOGINO。
ランチはボリュームもあり、大変お得感があります。

また、OGINOでは他にスロウファーストフードをコンセプトにしたデリカテッセンも展開しておりそちらも好評判。

特にランチはレストランというよりも雰囲気はビストロ、ドレスコードは気にされることはありません。
スタッフはみんな若め、接客はフランク、カウンターでしたがキッチンが良く見えマスタードの銘柄など意外によく知られたスタンダードなものを使われていました。
皆さん感じは悪くありませんが、シェフがキッチンで合間にスマホを使われたりしているのでランチでデートや特別な日に使うお店では無さそうです。

ランチコース

3000円のコースですが、全ての工程全て選択できます。
お肉料理に定評があるのでお肉中心にしました。

パンとリエット

パンはおかわり自由。
リエットは塩っぽさもなく、においも癖もなく滑らかでパンとよく合います。
パンは温かいものではありませんでした。
私的にはパテより塩分控えめで好みでしたが、こちらもかなりの量で完食はできませんでした。

 

【アントレ】

パテドカンパーニュ

特に評判の高いパテ、知ってはいましたがアントレからすごいボリューム。
滑らかで甘みがあり、肉の旨みが凝縮、香辛料等の余計な味がしない、ストレートなパテ。
塩気はしっかりしていますが、癖がなく食べやすかったです。
付け合せの野菜は辛めだったり、トマトは甘いですが皮がけっこう厚めでした。

 

バターナッツのポタージュ ポルト酒風味

バターナッツのポタージュ ポルト酒風味
こちらも量はしっかりあります。
美味しい濃厚なポタージュ、バターナッツは強く感じる訳ではありませんがなかなかカロリーのありそうなスープ。
クルトンも大きいです、サクッとカリッとというより少しパンの感じもあるタイプ。
気になったのは｢温め直した｣熱さを感じてしまうところでした。

 

【メイン】

新潟県産 もち豚肩ロースのロースト マスタードとスパイス風味

驚く程のボリューム。
多いとは聞いていましたが予想を大きく上回る量、もち豚も大変厚いです。

もち豚は柔らかく、少し芯があるところもありますが甘め。
厚さがあるお肉の中心はベストな火入れで美味しい。
脂もしっかりあるお肉ですが、ただこってりしてるわけではなく旨みがある脂で、ソースは赤ワインを感じるテイストとマスタード、味はしっかりし、塩コショウは強め。
野菜は大根、ビーツ、さつまいも、カリフラワー、ピーマンなどザックリ切ったものが入っています。
どれも火入れは上手く大根は中はジューシー、シンプルで美味しいですが辛かったりするものもありました。
深さというよりしっかりストレートなお味、量がものすごく、少し短調さを感じてしまいます。
どんな所でも完食してきましたが初めて食べられませんでした。
スタッフの方に気を使わせてしまい申し訳なかったです。

【デセール】

フレンチトースト ラム酒風味 塩バターキャラメルとバニラアイス

これも普通も倍はあります。
バニラアイスはビーンズ入り、塩キャラメルソースはほろ苦く美味しい。
外はカリッ中はふわとろ、ラム酒の香りがいっぱい口の中で広がり、少しオイリーで卵でたっぷり。

最後はアプリコットティーを頂きました。

 

ガス入りウォーターと赤ワインになる前のぶどうジュースを頂いて合計5000円程度。

お肉料理はしっかりしていますが、料金もあって野菜の質にはあまり期待できません。
ランチのテイストは男性の料理であまり繊細はなく大胆でしっかりした味付け、かなりのボリューム、一皿通常の倍はありそう。
お客様は実年の方も多かったですが、どちらかと言うと若い方向けのテイスト、雰囲気な気もします。

お見送りの際、抹茶ケークを頂きました、こちらはしっかり抹茶の香りがして良かったです。