チーズタルトをイメージした夏季限定の抹茶かき氷

2015年オープン、原宿駅から徒歩3分程、赤坂杉並線のギャレット付近の角を曲がった奥にチーズケーキ専門店パブロ表参道店があります。
最近は都内店舗も増え見る機会も多くなりました。
始まりは2011年大阪梅田が初店で歴史は長くありませんが人気店であり、都内の店舗も多くお値段も控えめで賑わっています。

パブロは3種類の店舗で展開しており、イートイン/テイクアウト、軽食が楽しめるカジュアルカフェ、出来たてのチーズケーキ、限定メニューが楽しめるプレミアムカフェがあります。
表参道店は全国でも2店舗しかないプレミアムカフェ、ゆったりとした空間で様々なメニューを展開中です。

今回は限定のチーズタルトかき氷をいただきに訪問。
種類は宇治抹茶、マンゴー、いちご、チョコレートがあり、期間は5月～お店の方曰く大体9月頃までを予定しているとのこと。

エントランスに着くとお店の方がいらっしゃり暑い中丁寧にカフェは1階と2階があることを伝えられます。
どうやら1階はカジュアルカフェの位置付けらしく簡易であり、かき氷はいただけますが焼きたてチーズタルトはいただけないとのこと。
1階でも良いかな、と思いましたがかき氷メインなら2階の方が良さそうなニュアンスなので2階にさせて頂きました。

2階エリアは涼しくお席も広く快適、接客は丁寧でにこやかです。
後から分かりましたが、1階はドアが解放された状態でかき氷もカウンターに呼ばれてセルフで取りに行くスタイル。
ミニタルトをいただく程度なら1階でも良いですが、ゆったりしたいなら2階がおすすめです。

平日の15時頃訪問、休日には行列が出来ていますが空きあり。
お客様は10代～20代が殆どです。

チーズタルトかき氷 宇治抹茶

提供までは10分程度、運ばれてきたかき氷は想像よりずっと大きめ。
構成は上にかけられているのがチーズクリームのエスプーマ、その上にはクラッシュされたタルト生地と抹茶が振り掛けてあります。
シュガーコーティングされたタルト生地が所々にトッピングの様に置かれ、お皿のフリンジに沿って小さめの白玉が一定間隔に置かれています。
サイドについてくるのはクリームチーズとホットのフレーバーティー。
やや崩れやすいので上の方からいただきます。

香りはタルトで、上のチーズクリームのエスプーマはかなり濃厚、塩気もありチーズの風味が口いっぱいに広がります。
タルトはサクサク、シュガーコーティングとのことですが甘さよりバターのコクがありチーズタルトお馴染のタルト生地で質はちゃんとしています。
かき氷の中心内部は小豆、粒餡が入っていて水分が適度なので抹茶と溶け合うこともパサついていることもありません。
最下層にも小豆が入っていました。

氷のフォルムは縦長系、然程キーンとするタイプではありません。
抹茶は全体的に行き渡っていて内部も丁寧に仕上げたのが分かり、苦味は少なめ甘みがありますが適度なすっきり感も味わえます。
チーズクリームのエスプーマは写真に見える部分のみなので、途中から抹茶小豆かき氷の印象。
時々口休めにチーズクリームをいただきます、こちらは完全にクリームチーズのお味です。

白玉は写真にある通り下層エリアなので到着する頃には冷えて固くなっていて残念ながらもちもち感は味わえませんでした。
冷やすと固くなるのは当然ですので、お店によっては別添えになっているところもありますがこちらは最初から置かれているタイプ。
かき氷をいただくのは上手な方は初めの方にいただくことをおすすめします。

量はけっこうあるのでシェアでも良さそう。
作られてる方はかき氷専門ではないと思うので、気にかけて綺麗に仕上げられたのが伝わるかき氷です。

チーズタルトmini

テイクアウトでプレーン、チョコ、宇治抹茶を購入。
いただく前に少し電子レンジにかけるといいそう、タルト生地が柔らかくならないかなと思いましたが厚みがそれなりにあるのでサクサクでした。
生地からはバターと適度な塩気、しっかりしたお味。
小さいのでちょっといただくには良いサイズです。

抹茶
とろとろよりふわふわ、抹茶の香りと適度なチーズが混ざり濃厚。
小さくてもいただいた感覚があるタルト。

ショコラ
甘みは控えめビターで蕩けることはありませんが、フォンダンショコラのイメージのお味。

プレーン
チーズは濃厚さと適度な甘さと塩気、生地のしっかりしたお味が霞むほど。
シグネチャーメニューらしくバランスが良く印象に残りやすいお味。