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パティスリー エ カフェ プレジール

パティスリー エ カフェ プレジール

星2つ半が平均

癖のないガトーたち、フィユドミュールの桑の葉は抹茶テイスト

三軒茶屋駅から徒歩15分程、淡島通りという大き目の通りに面したパティスリー エ カフェ プレジール。
同エリアにはシニフィアンシニフィエ、かんながありますが逆方向となります。

こちらのパティスリーが新生、と言われるのは2013年に人気を支えたパティシエが交代したから。
交代しても評判は上々、新パティシエのスペシャリテもありました。

店舗の外観は派手なタイプではなくエントランス後半地下の様に階段を少しだけ下ります。
カフェを併設していますが、お席は4席程度。
平日の15時頃、お客様はコンスタントに入店され、3席が埋まりました。
休日ですと並びがでそうです。

スペシャリテのフィユドミュールと定番の人気と言われるフレジエを選択。
カフェ利用でダージリンと共にいただきました。

フィユドミュール

桑の葉パウダーが使用されたガトー。
ミュールは桑の実の意味、外観は木いちごをやや細長くした感じで良く似ています。
上層から桑の葉パウダーが使用されたムース、ベリー系ムース(フランボワーズ、ミュール系)、カシスコンフィチュール、プラリネ、ビスキュイの構成。
桑の葉パウダーが使用されたムースは少しの粉っぽさがある抹茶に近いお味。
苦味とクリーミーさがあり、説明されないと抹茶と勘違いする人もいそう。
ベリームースは然程強い方ではありませんが、カシスコンフィチュールは果肉感があり甘酸っぱさがあるしっかりした印象的なお味。
プラリネのアーモンドの香りがなかなか強め、ビスキュイは固めです。
全ていただくと複雑になり、最後に勝るのはプラリネ、カシスがお味を引き締めます。
融合感は今一つでしょうか、ですが桑の葉ムースは口溶けよく、香りも良く美味しい。
上に乗っている葉の形をしたホワイトショコラはけっこう甘め。
こってりしたタイプのガトーではないので食べやすいです。

フレジエ

上層から苺のソース、ピスタチオビスキュイ(というかフィナンシェ)、クレームパティシエール、ピスタチオビスキュイの構成。
クレームパティシエールはバタークリーム系らしいのですが、オーボンイデミスギノで頂くようなしっかりバタークリームらしいお味とは違い分かりにくい印象。
苺ソースは甘酸っぱく、クレームパティシエールは固め、ピスタチオはフィナンシェなのでこちらも固めです。
フィナンシェはやや甘め、クレームパティシエールは卵感と少しざらりとした食感で甘さもそれなり。
いちごはどれも大きく完熟していて、歯応えが残っている高品質さで美味しいです。
全体的に固めで口溶けを楽しむガトーではないです。

ケークは他のパティスリーよりも若干薄め。

 

マドレーヌ

レモンの香りがふわりとするシトロンタイプのマドレーヌ。
ややパサ感あり、バターは手につくほどしっかり入っています。
アーモンドの香りとハチミツの円やかさがあるお味。

 

ショコラフィグ

甘さ控えめ、ショコラのほろ苦さの大人のお味。
いちじくがごろっと入っており素材感があり、パサついていません。

 

マロンケーク

洋酒がふわりと香り、一定のしっとりさと栗の香りがするケーク。
足立音衛門のマロンケークをいただいているので、もう少し栗のしっとりさとお味がしたらもっと良かったかも思いますが癖もなく食べやすいお味でした。

 

ケークピスターシュ

ピスタチオの歯応えと香りをベースにクランベリーの甘酸っぱさがアクセントとなっているケーク。

ガレットブルトンヌ

アコテパティスリー程ではありませんが厚め。
外側からガレットブルトンヌにしてはしっとりタイプ、中も同様で少しほろっとしていて、バニラビーンズが見えます。

 

ディアマンショコラ

ほろ苦く、塩気があり、甘み控えめの厚めのフールセック。
食べやすく大きめの方でも良かったかも。

 

フロランタン

サブレ生地は甘さは控えめ、塩気があり締まった印象。
ヌガーは粘りもありますが、強くはありません。

DETAIL DATA

ico

アクセス、営業時間など

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