アシェットデセールが有名、CPに優れ甘みは強め

2007年オープン、有楽町駅近くのマロニエゲート10階にあるフレンチ、アシェットデセールのミラヴィルインパクト。
都志見シェフがプロデュースするお店で、お食事と同じくらいアシェットデセールも人気。
単品でもオーダーできますがコースもでき、コースの方がお得ですがお腹も張ります。

日曜日のオープン時間に入店、12時30分頃の退店時間までカウンターにはお席の余裕あり。
壁には都志見さんのロゴが描かれていました。
スタッフはカウンターにお一人、ホール担当お二人、バックにお一人の様。
もちろんアシェットデセールはカウンターで作ってもらえます。

アシェットデセールコースを選択。
ここがアシェットデセールの元祖だそう。
お値段は3皿で1900円ととてもお安く、メニューはシーズンによって変わります。
提供まではそれなりに時間がかかります。

ポップンロール

キャラメルテイストのマッシュルームタイプポップコーン（円い方のポップコーン）、
中央にはポップコーンアイスと記載されていましたが説明ではアーモンドバニラアイス、
キャラメルコーティングされたナッツにマカダミア、各隅にクレームシャンティにミント、
グレープフルーツやきんかんなどのフルーツが添えられています。
サーブは担当シェフがしてくれ、ポップコーンは多いので残しても大丈夫です、と先に言われます。

頂くと少しビター感があるキャラメルポップコーン、普通に美味しいですがククルザ辺りでも作れそうなお味。
きんかんはグレープフルーツは良いですが、りんごはやや柔らか、ナッツは良い香りで合っています。
中央のアイスはアーモンドの香りがしっかり、甘めですが美味しいです。
クレームシャンティは甘みはありますが濃厚タイプではなく食べやすいタイプ。
下に敷いてある紙はずれてやや食べ辛いでしょうか、ポップコーンの量は確かに多く完食はできませんでした。
ミントやチャービルが活躍する全体的に甘めなデセールです。

トリュフィーヌ

以前とても人気のあったデセールらしくその復刻版。
外側はフィユタージュ、フィリングは黒トリュフとトリュフオイルが練りこまれたフィユタージュ アマンド、マロングラッセ、表面はショコラグラサージュ。
その下に敷かれるのは鳥の巣をイメージしたカダイフ、手前に見えるのは甘くテイストされたトリュフパウダー、添えられているのは温かいコニャックミルクです。
サーブ後クレームパティシエールがかけられます。

頂くとショコラは甘めで濃厚タイプ。
フィリングは温かく出来たてのデセール感がある一皿。
外側のフィユタージュのサクサク度はまぁまぁ、フィリングのフィユタージュ アマンドはショコラも混ざりとろっとしており甘め、中央のマロングラッセも甘さは強く全体的に甘みが強め。
トリュフパウダーはしっかりトリュフの香りがして美味しいです。
コニャックミルクはかけるのではなく別として頂きます、こちらも甘いですが、コニャックの香りは良いです。
ボリュームもしっかりあります。

フールセックアソート

右から、クレームパティシエールと大豆、ビーンズ入りバニラ砂糖コーティングされたクッキー、フロマージュタルト、レモンフィナンシェ。
クレームパティシエールと大豆は、クレームパティシエールとはやや固め、大豆はそのまま入っています。
バニラクッキーは塩気が効いていて良い感じで、フロマージュタルトは、タルト生地からアーモンドの香り、フロマージュはそんなに濃厚タイプではなく食べやすいです。
レモンフィナンシェは軽い感じ、レモンがふわっと香ります。

野菜茶

40種類野菜を熟成乾燥し茶葉にしたもので、コンソメスープみたいな香り。
頂くと序盤はコンソメスープみたいなお味、後からは苦味がくるお味。
当店オリジナルだそうで個性のあるお飲み物。

全体的に甘みは強いタイプのアシェットデセール。
私的にはデセール ル コントワールとは差があります。

 

ホールの方は序盤から話しやすい感じ、アシェットデセール担当の方は寡黙な方かと思いきや話すとライトで感じは良いです。
お会計はテーブルではないよう。
スタッフの皆さんは明るいので通えば色々なお話ができるお店だと思います。