アンブロワジーと似ているスペシャリテ、アルパジョンのお味は・・・

2000年本店深沢にオープン、スペシャリテはロゴにも使われているマドレーヌとガストロノミック アルパジョンで優勝を勝ち取ったアルパジョン。
パティシエの高木康政さんは、メディアへの露出も多い有名人、キットカットやリプトンなどコラボにも積極的。
深沢以外には、青山や渋谷にも出店しており今回は池袋店を利用させて頂きました。

 

マドレーヌのことは存じておりましたが、アルパジョンで賞を獲得されていることは知りませんでした。
アルパジョン･･･あのアンブロワジーと似ています。
見た目だけでなくフィリングの内容も大体一緒、当初は他のを考えていたのですが思ったより種類が少なく一番人気というアルパジョンとサヴァラン、マドレーヌを選択。

アルパジョン

やはりイデミスギノの記憶が蘇ります。
グラサージュのレベルは･･･イデミスギノと比べるとデコボコ感があり艶がないです。
サイドのショコラももう少し綺麗にして頂きたいもの。
フォークでの感触は柔らかいのは似ていますがお味はフィリングが似ていても全く違いました。
見た目とは裏腹にライトです、ピスタチオは少し水分が含まれて薄まっている様なお味、フランボワーズは少なめ。
弾けるようなものはなく、フランボワーズの量も少ないのでパンチに欠けます。
ショコラはスタンダードなタイプ、サイドのショコラも薄い板チョコ。
全体的に深みが欲しいです、恐らくアンブロワジーに似ているのもありどうしても比較してしまいました。

サヴァラン

今まで頂いたサヴァランの中で一番甘かったです･･･
ブリオッシュは上層にはあまりラム酒が行き渡っておらずパンの感じが残っています。
ラム酒自体は下層にたっぷり入っており、少し固めのビーンズ入りのクレームパティシエールがありました。
セヴェイユやオーボンヴュータンのサヴァランと比較しますとどうしても差を感じてしまいます。
リキュールが多いのでお子様は無理ですが、甘さの方向性はお子様向け。

マドレーヌ

タカギのエムブレムにも使われている看板商品マドレーヌ。
オイリーですが、少しパサっとしていました。
レモンが強く卵感はそう強くありません。
思い出の味とのことなのでしろたえのような昔懐かしいタイプかと予想しましたが違いました。