香川一福
星2つ半が平均
話題のカレーうどんは別添えの出汁の量でお味ががらりと変わります
2015年オープン、最寄り駅は小川町若しくは淡路町で外堀通り沿いに3分程度のところにある本格讃岐うどんが味わえる香川一福。
香川の讃岐うどんの名店、「中村うどん」で修行された店主のうどん店「うどん 一福」。
その都内初出店となるのがこちら「香川一福」となります。
約一駅分は離れてはいますが都内最強と言える丸香が1km程度のところにありよく比較されています。
GWの晴れの日、11時過ぎに到着お席は8割程度埋まっていました。
こちらは食券方式。
慣れないので操作に遅れて後続の人が渋滞とならないか心配でしたが分かりやすく、まず「小盛」、「中盛」、「大盛り」を選択して希望のうどんを押すだけです。
解放感がありどこか丸香を連想させる造り、ホールは女性が中心。
お席につくとすぐに荷物置きを持ってきてくれたり、明るい対応の接客をしてくれます。
11時20分過ぎには行列ができ始め、さすが人気店です。
カレーうどん、小盛
今回いただくのは話題のカレーうどんと決めていました。
カレーは、歴史あるフレンチ北島亭が監修されたもので今までは期間限定だったそうですが通年いただけるようになったとのこと。
カレーうどんと言うと、やたら重すぎたりもしくは薄すぎたりと個人の好みも出るのか難しいメニュー。
こちらのカレーうどんは出汁が別添えになっているのが特徴。
出汁の分量を自分で調節できるのでタイプのお味にすることができます。
間もなくサーブされたカレーうどん、黒い不織布エプロンがついてきて跳ねても目立たないカラーが嬉しい。
まずは出汁をかけずにいただきました。
それなりに辛みはあり、少しどろっと牛肉が使われたしっかりしたお味のカレー。
うどんと一緒にいただくともったり感があります。
ボキャブラリーがありませんが、「美味しいまったりした日本(欧風)のカレー」と言った印象。
白く見えるのは高級品として知られるカルピスバター、混ぜると少し円やかなお味に。
日本のカレーに然程強くない私にとっては少々重めでした。
早速出汁と一緒にいただくべく出汁のみでまずは一口。
綺麗な鰹の香りと仄かな酸味があります。
カレーに入れていただくと酸味がしっかり認識できるようになり、酸味×辛さのあるカレーうどんに。
合わせる程に酸味が生きてさらりとしたカレーうどんになり、かなりお味は変わり驚きました。
こちらの出汁の深さを知った瞬間、私的な好みはこちら。
1回のカレーうどんで2つのお味が楽しめました。
ちなみにうどんは少し柔らかめで程よいコシ。
喉越し良く、丸香とかと比べると不揃いで細く平たい印象。
その分カレーとはよく絡みます。
小盛でもけっこうお腹いっぱいに。
回りで天ぷらをオーダーされている方もいらっしゃいましたが、食べやすい様にはさみ付き。
丸香は下町の活気ある雰囲気、香川一福は明るいですが丸香よりは少し静かで細やかな気配りがあるお店でした。
DETAIL DATA
アクセス、営業時間など
- 【店舗名】
- 香川一福 神田店
- 【住所】
- 東京都千代田区内神田1-18-11
- 【営業時間】
- 11:00~20:00
- 【定休日】
- 日 月
- 【備考】
- 月曜休みは第一のみ