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リュードパッシー

リュードパッシー

星2つ半が平均

和のキャラメリエは強さと優美さを併せ持っています

2001年オープン、学芸大学駅から碑文谷公園方面へ徒歩5分程の住宅街にあるリュードパッシー。
近くには1952年から続くエリアの重鎮マッターホーンがあります。

そもそもこの東急東横線沿線はパティスリー激戦区と知られています。
隣の都立大学エリアにはジュンウジタ、アディクト オ シュクル、その次の駅は自由が丘になり三大パティスリーが。
乗り換えはするものの近くの尾山台にはオーボンヴュータン 、ASAKO IWAYANAGI、アシェットデセールのデセール ル コントワールと数え始めたらきりがありません。

今回訪問させて頂いたリュー・ド・パッシーはキャラメリエとして知られるパティスリー。
キャラメリエと言えばアンリルルーが、キャラメルガトーと言えばガイアで賞を獲得したエコールクリオロが一般的に知られています。

代表の長島正樹パティシエは、マルメゾン→渡仏し様々なパティスリーで修行後リュードパッシーをオープンしました。
それもあってかリュードパッシーはパリの16区パッシー通りを意味しています。
今ではキャラメリエとして知られていますが、意識してこの方向性というよりも気が付いたらキャラメルやショコラでショーケースがいっぱいになっていたとのこと。

休日の晴れた日に訪問、ショーケースで迷っていたらなんといらっしゃったのは長島正樹パティシエご本人。
パティシエは柔らかく丁寧に説明して下さいました。
お聞きするとやはりキャラメルとショコラ系、シュークリームが人気とのこと。

今回はキャラメルが気になっていたのでキャラメルガトー、エクレール一択となりましたが、パティシエのお話をお聞きしている限りショコラ系にも自信が感じられました。
店内にはパティスリーには欠かせない焼き菓子、後はヴィエノワズリーも売られています。

エクレールキャラメルは濃厚、キャラメルサレは食べ応えがあるとのことで両商品は違う方向性な様なので両方お願いしました。
ドリンクはレモンコンポート入りアイスティーを選択。

終始いらっしゃるお客様は全員テイクアウト、カフェ利用の方は私以外いませんでした。

キャラメルサレ

キャラメルのグラサージュはとろとろでしっかり苦味を感じるビターキャラメル。
ビスキュイ→キャラメルクリームを繰り返し何層にもなっているガトー。
フォークで刺してみると、ビスキュイが普通より固いです。
こちらのビスキュイはキャラメル風味のパンドジェンヌ生地というものを使っており通常のビスキュイよりかなり弾力があります。
そのしっかりしたビスキュイから、初めてスポンジの役割を果たすもので食べ応えを感じました。
クリームはゲランド産海塩を含んだキャラメルクリーム。
いただくとキャラメルよりしっかり塩気を感じるクリーム。
ですが、ゲランド産海塩の特性からか尖った塩気ではなく強くてもマイルドさがあります。
塩気はあってもやはりキャラメル、甘みもしっかり感じます。

エクレールキャラメル

フィリングはたっぷり、まったりと絡みつく濃厚なキャラメルで特有の苦味はあるものの甘さも強めなエクレール。
ただ、深い甘みです。
上にはキャラメルのアイシング、こちらは少し砂糖っぽくフィリングよりは直球的な甘さ。
パータシューは伺ったのが午後ということもあり、パリッとはしていませんでした。
キャラメルサレよりクリームの量があるのでインパクトがあり、強さを感じます。
しっかりリュードパッシーのキャラメルを楽しむならこちら。

レモンコンポート入りアイスティー

レモンコンポートがほんのり甘く、よく合い美味しくいただけました。

 

お味としてキャラメルの強さはありますが、海外陣の方がぐいぐい押してくるような感じ。
ガトーの構成、特出した柔らかさによるところは大きいですが純粋に強さやインパクトを感じたのはエコールクリオロのガイア。

ですが、リュードパッシーにはまた別の魅力があるように思えます。
私的には強さの中にもどこか細やかさ、ソフトさを秘めた和製キャラメリエの印象でした。

 

 

<以下を購入させて頂きました>

キャラメルジャポネ

リュードパッシーの和素材キャラメルの全種類をいただけるBOX。
常温で1ヵ月程度もちます。
全てのキャラメルは柔らかで角がありません。

玄米麹味噌
濃厚なお味、後から味噌は感じますがそこまで強くはありません。
甘みもしっかりしていて、一番強かったように思えます。

柚子胡麻
ふんわり柚子の香りがして、甘みは優しく伝わります。
胡麻の粒と香ばしさもよく合っていて上品な味わい。

抹茶
いただくと抹茶の香りがしっかり、苦味もあります。
苦味で甘さが抑えられ食べやすいです。

醤油山椒
青々とした山椒の爽やかな香り、一方で甘みもしっかりしているので辛いと印象はありませんでした。
ただ、後味は多少山椒のピリッと感が残ります。

喜界島黒糖
鹿児島の喜界島で採れるサトウキビを使用。
香ばしく他のテイストがついていないのでスタンダードな美味しさを楽しめました。

私的に好みだったのは柚子胡麻と抹茶。
一緒にいただいた人は濃厚な玄米麹味噌が好み。

それぞれ特徴があって楽しめました。

焼き菓子

サブレ シトロン
サブレ フランボワーズ

いただくとほろっと系のサブレで予想外の口当たりに少し驚きました。
シトロンはアイシングからしっかりレモンの香りと酸っぱさが伝わります。
フランボワーズは少し練り込まれておりアイシング以外からも粒感や甘酸っぱさが伝わります。
普通の焼き菓子を想像していると良い意味で少し違います。
シトロン、フランボワーズの特徴をしっかり出したサブレです。

DETAIL DATA

ico

アクセス、営業時間など

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