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宇豆基野 本店

宇豆基野 本店

星2つ半が平均

体験型湯葉懐石はここでしか経験できない貴重な時間

湯波、生麩を使った様々なデリカテッセンを販売する豆腐、湯波専門店宇豆基野。
本店は北千住に位置し、平日休みの土日祝のみ湯波懐石としてオープンするお店です。
そもそもはお店のPRとして始めたコースのコンセプトは自分で作る湯波懐石、体験型懐石と言う珍しい形をとっています。
2800円で8品、甘味、この破格、土日祝しか営業しないだけあり予想通りの1日組。
毎月1日に3ヶ月先の予約を開始、11時スタートには回線は爆発します。

2時間程かけ続け予約がとれ訪問させて頂きました。
北千住駅から徒歩で8分程、住宅街に突然趣のある建物がある現れます。
エントランスのススキが秋の風情を感じさせます。
お客様の年齢層は高めです。
一人利用が私だけと言うこともあり、実年の奥様達から色々気を使って頂きました。

中は木造、店内に入ると工場の風景、と言いましても機械的なものではなく、スタッフが丁寧に造られている風景が見えます。
12時になると揃わなくても開始となります。

ちなみにここは「湯葉」ではなく「湯波」。
実は湯葉と湯波は別物です。

湯葉は、京料理で知られる湯葉、一重に引き上げ薄く脆い、つまみや先付、八寸に登場することが多いです。

湯波は、二重に引き上げ、お料理の主役として扱うのが湯波です。

【2016/02】

こちらのお話をすると「行ってみたい!」と言われることが多く今回は一人をご案内。
今回も高倍率を潜り抜け無事予約でき再訪させて頂きました。

まずは席につくとお茶が出てきます。
おから茶が香ばしく美味。

ドリンク
苺と豆乳ジュースソーダ割

今回はシーズン物の苺テイスト。
苺のフレッシュさと豆乳、微炭酸、前回の梨よりバランスが良く美味しいです。

先付
湯波三種

左から平ゆば、刺身ゆば、甘ゆば。
今回も食べ比べから始まりました。
甘ゆばは今回もお土産として購入しましたが毎回大好評です。

椀物

鯛の酒蒸し、蕪、蓬麩、柚子の香り
鯛のふんわり度は中間、塩気があります、蕪は少し芯があったでしょうか。
麩は蓬の香りがしっかりして、さすがです。
清汁仕立てなので優しくいただけました。
お値段を考えるととてもレベルが高いです。

汲み上げゆば

食べ放題の汲み上げゆば、温かい出来たてのゆばが頂けるのは宇豆基野ならでは。

よせたて豆腐

前回と同じく出来たて、熱々のお豆腐。
甘くて美味しいです。

サラダ

前回と同じく山盛りでサーブされました。
スモークサーモン、菜の花、筍、うるい、こごみ。
たっぷりのパプリカドレッシングでいただきます。

菜の花の微かな苦味、筍も柔らかくなっており芯はありませんでした。
前回と同じくドレッシングがとても美味しいです。
こちらのお料理はシーズンをしっかり捉えている点も楽しみの一つ。

お食事
芹と白魚ご飯

軽く生姜の香りがし、骨は見えますが柔らかくなっていて全く刺さりません。
優しいお味で食べやすいです。

 

甘味
わらび餅
麩饅頭

 

食後
珈琲

全体的にお味は濃くなく優しい印象。
湯波、豆腐を引き立てています。
全体的なレベルは安定していてこのお値段でこんなにボリューム、お味のところはそうないと思います。

 

【自宅用に購入】

豆腐杏仁豆腐

豆腐のお味がしっかりする杏仁豆腐。
とろとろではなく少しの固形感、苺はそんなに果実感はありませんが甘さは控えめで食べやすいです。

麩のあんみつ

下層に胡麻、栗、蓬の麩がしっかり詰まったあんみつ。
黒蜜は別添えでついてきます。
餡は粒餡、えんどう豆、弾力がしっかりした寒天も入っていました。
麩は蓬が一番香りがしっかりして美味しかったです。
甘さは控えめ、黒蜜はほろ苦いタイプ、他ではないお味で良かったです。

 

【2015/10】

豆乳と洋梨のジュース

【先付】

湯波三種

左から平ゆば、刺身ゆば、甘ゆば。
つけるのはモンゴル産の岩塩か醤油あん、オリーブオイルに醤油を垂らしたもの。
湯波は左から濃厚さが増すお鮨でいうと赤身、中トロ、大トロみたいなポジションだと説明を受けます。
平ゆばは歯応えのあるタイプ、説明通り濃厚さは一番薄く、刺身ゆばは濃厚さが増し、この二種まではよく頂いているタイプのゆばです。
甘ゆば、当たり前ですが甘さが強く豆の香りと濃厚さが強く一番柔らかく形はあまり保っておらず、一般的にはこちらが一番の感動するタイプだと思います。
醤油あんは、その名の通りあんなのでとろっとしており少し甘みがあります。
お塩だと本来のお味がよく分かり、醤油あんやオリーブオイルでお味を変えて楽しめます。

土瓶蒸し
鱧と松茸と三つ葉

蓋を開けるとふわっと松茸のいい香りが広がり、つゆは少し甘さを感じるタイプ、すだちを絞るとさっぱり頂けます。
下手に手を加えていない、綺麗なお味、思いの外松茸がたくさん入っていました。
肉厚で大きな松茸、歯応えは良いですが香りはそんなに強くはありません。
鱧は1つですが、大きめのが入っていました。
少しパサつき感がありましたが、この価格で土瓶蒸しが出るとは思いませんでした。
この時点で安すぎじゃないか…と思ってしまうレベルです。

汲み上げゆば

ここで掬い放題の汲み上げ湯葉タイム。

一箇所に集まり、スタッフから説明を受け、湯葉を自分で掬い上げ、その後スタッフがモンゴルの岩塩をかけてくれます。
なかなかの争奪戦で、ぼーっとしてる自分は一陣で頂けませんでした。

3、4分で新しいゆばが出来てきます。
汲み上げ湯葉は温かく、甘く蕩けるゆばはえぐみが一切なくサラリとしていて美味しいです。
新鮮なゆばは、こんなに美味しいのかと再確認、鮮度の良さが光る文句無しのお味です。
おかわり自由なので4皿程度行ってる方もいらっしゃいました。

よせたて豆腐

最初の方で豆腐を作ると言う説明がありここで、出来上がったお豆腐を頂きます。
甘く角がないタイプ、暖かくほろっとしていて醤油あんがよく合います。
キリッとではなく、円やか優しさのあるお豆腐。
たくさんありますが、もちろんすぐ完食です。

冬の根菜と鰤のサラダ

思ったよりかなりの量があり、二等分に分けるのかと思いきや、一人分。
ドレッシングも別添えで大量に置かれます。
鰤の鮮度は悪くありませんが、入っているのは二切れ程、野菜はものによっては辛めですが、鮮度は良いです。
ドレッシングですが、生姜ドレッシングでこれがとても美味しいです。
生姜が強さが絶妙でヘルシー、たくさんかけて頂きたいお味。
他のお客様も美味しいと仰っていました。

お食事

牡蠣ご飯、お味噌汁、昆布の佃煮
ここの時点でかなりお腹はきつい、ヘルシーですが、水分量がものすごいです。
ご飯は大きな土鍋で作られます。
サーブされたご飯には一つですが大きな牡蠣がそのまま入っています。
ご飯自体は生姜香るタイプでほろっとしたタイプ、少し固めでおこげあり。
牡蠣は出汁が出来っていたのであまりジューシー感とかはありませんでした。
昆布の佃煮は甘め、お味噌汁はなめこでこっくりとした赤味噌。
美味しかったのですが、ここあたりでお味噌汁を完食出来ませんでした。

甘味・麸万頭とわらび餅

なんと二種類提供されます。
まずは、笹の葉に包まれた麸万頭。
ヨモギの香りがふわっとし、麸のぷにゅっとした弾力が楽しめます。
いつもお餅で頂くようなのとは違い新鮮で良かったです。

わらび餅はなんと作るところからスタート。
鍋で温める固まるまでスタッフの女性が頑張ってくれます。
色が濃い…確認したのですが本わらび餅。
この価格でここまでするのかと更に驚きます。
変わっているのが、混ぜるのがシナモンと砂糖、つけるのはピーナッツときな粉を合わせたものです。
一つずつお皿に盛られ、温かいまま頂きます。
温かいわらび餅を頂いたのは和久傳以来。
和久傳とは違い、シナモンが入っているのでものすごくとろとろではありません。
冷たくなった時の徳屋くろぎ位の柔らかさ。
むにゅっとしていて舌で潰せる柔らかさ、滑らかでシナモンか香り、甘さは控えめ。
ピーナッツと合わさりちょっと洋風テイスト。
ここで、コーヒーがサーブされるので分かりました。
大変合います、よく考えられています。
もうお腹いっぱいで最後は大変でしたがとても楽しい時間を過ごせました。
あまりこせこせしないでゆっくりと楽しみたい所。

最後は家族にお土産として、おから茶、ゆばキッシュ、アボカドと豆乳のサラダ、かぼちゃと麸のサラダ、甘ゆばを購入。
お食事代含めて5000円でお釣りでした。
あまりのお安さに「お食事代を入れてください」と言ってしまった位です。

お土産は手が込んでいて美味しいともちろん喜んで貰えました。

DETAIL DATA

ico

アクセス、営業時間など

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