松島屋
星2つ半が平均
昭和天皇も買われたと言う東京三大豆大福の一角
東京三大豆大福、音羽の群林堂、原宿の瑞穂、と並ぶ一角、高輪松島屋。
創業は1918年、餅菓子店として始まり昔ながらのお味を守り続けています。
昔ながらのこじんまりとした和菓子店ですが、言わずと知れた人気店なので豆大福はお昼過ぎには売り切れてしまうこともあるそう。
昭和天皇がお好きだったというのがこちらの豆大福。
大福に使われる餅は、宮城のみやこがねを臼と杵の機械でつき、小豆は、6時間煮込んだ風味豊かな石狩産を使用。
平日の9:30頃到着、お客様はひっきりなしに豆大福を求めて来店されます。
スタッフは若い女性が接客を、実年のベテランの女性が豆大福を作られており、お店は9時オープンですが、30分位に豆大福は出来上がるそう、正確な時間はお店に問い合せた方がいいかもしれません。
シーズン的に名物の栗羊羹シーズンでもあり、予約のお電話もたくさんかかってきていました。
豆大福を2つ、草大福、きび大福を1つずつ購入。
豆大福
お餅は薄めですが伸びがいいです。
大きさは群林堂、瑞穂、岡埜栄泉、甘楽、喜田屋、浅田家などに比べると一番小さめ。
えんどう豆は群林堂と比べると塩気は強くなく豆自体の甘さを味わえ、餡は群林堂より塩気があり、甘さは少し甘め、しっとりタイプではありません、素朴さを感じる餡です。
左が群林堂の豆大福、右が松島屋の豆大福。
草大福
よもぎの新鮮で青々した香りがしっかりして、独特の草のぼそっとした所も少し感じられ大変美味しい。
餅は厚みもそれなりにあるのでしっかり弾力を楽しめます、餡とよく合い大人のテイスト。
今まで頂いたよもぎの中で一番よもぎの自然の苦味を味わえ本物を感じました、おすすめです。
きび大福
お餅は豆大福に比べると少し厚めな感じで、程よい甘さ。
きびの歯応えの割合がちょうど良く、素朴で香ります。
餡と合わると、豆大福、草大福に比べると甘めにはなりますが他にはない素材を大切にした美味しさがあります。
豆大福だけでなく、きび大福も草大福も大変レベルが高いです。
正直豆大福だけなら、ふたば、群林堂や浅田家が好みですがトータル的に楽しめるのは松島屋かもしれません。
また是非頂いてみたい和菓子屋さんとなりました。
DETAIL DATA
アクセス、営業時間など
- 【店舗名】
- 松島屋
- 【住所】
- 東京都港区高輪1-5-25
- 【営業時間】
- 9:00~18:00
- 【定休日】
- 日 月 不定休
- 【備考】
- 豆大福は9:30頃から販売